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鉄骨の特徴
均質な材料であるため理論的に耐えられる力等々を求めることができる
■圧縮材の挙動
短柱の耐力=Py=σy・A:降伏耐力
σyは単位面積あたりの応力度
Aは短柱の断面積
中間柱の耐力Pf:長柱の座屈耐力<座屈耐力<降伏耐力
長柱の耐力Pe:座屈耐力<降伏耐力
※短い無垢の圧縮材であれば、座屈は発生しないが、柱が長くなれば、座屈という現象が起こる。
(長くなればなるほどその材料の降伏耐力値ほどの強さはなくなっていく)
■中心圧縮柱の弾性座屈理論
軸荷重P<限界荷重Peの時;縮む変形
軸荷重P=限界荷重Peの時:突然横方向にたわむ(これを座屈現象と呼ぶ)
☆座屈変形の理論については資料を参照
■いろいろな材端条件の座屈荷重
柱頭水平移動拘束
△両端ピン 座屈長さ:l
△両端固定 座屈長さ:0.5l
※はりを無限大に太くした場合を考えること
△一端をピン・他端固定 座屈長さ:0.7l
柱頭水平移動自由
△両端固定 座屈長さ l
△一端自由 他端固定 2l
■圧縮材の許容応力度:座屈現象により、材料の許容応力度は低減される